公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第4章 疾患の進行期の医学的管理

3.パーキンソン病(荻野 美恵子)

パーキンソン病は10万人に対して有病率は100~150人と神経難病の中では多い疾患です。患者や家族が希望と尊厳を保ちながら、自宅での生活をおくれるよう、どのような支援ができるのかを考えます。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「3-1 パーキンソン病と在宅医」(2分15秒)では、65歳以上では100人に1人と言われるパーキンソン病について概観します。通院困難となり在宅医が関わるケースが今後増えてくることを理解し、居宅での対応を学んでいきます。
「3-2 抗パーキンソン病薬」(2分24秒)では、長期投与が必要な抗パーキンソン病薬について整理します。副反応や投与時の注意について学習します。
「3-3 Wearing offや精神症状への対処法」(4分45秒)パーキンソン病の合併症であるWearing offや精神症状などの対応を講義します。投薬の調整などのポイントを講義します。
「3-4 日々のケアと予後」(5分9秒)では、体がうまく動かないパーキンソン病患者への日々のケアを学びます。制度や社会保障についても理解し活用する必要があります。

講師: 荻野 美恵子(北里大学医学部附属新世紀医療開発センター 横断的医療領域開発部門抱括ケア全人医療学 講師)

3.パーキンソン病 (1.6MB)

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