公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第2章 在宅医療の臨床課題 Ⅰ生活機能障害と在宅医療 Ⅱ在宅急性期の課題

2-1.肺炎(斉藤 康洋)

肺炎は、在宅医療において切り離せない病態です。食事や口腔ケアなどがからんでくる予防から、診断・治療についても病院とは違った対応が迫られます。また、終末期の看取りにも肺炎は関わります。ここでは医療・介護関連肺炎について整理し学んでいきます。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「1-1 医療・介護関連肺炎の概要」(3分57秒)では、日本人の死因第3位(2011年)となった肺炎について医療介護関連肺炎の側面から考えます。
高齢者の肺炎は非定型的な所見であることも特徴です。「1-2 医療・介護関連肺炎の診断」(3分38秒)で、病院とは異なる診断アプローチを検討します。
「1-3 医療・介護関連肺炎の治療」(3分1秒)では在宅での肺炎の治療について考えます。患者の社会的背景も考慮しつつ、入院が必要かどうか判断に迫られることが特徴となることを学びます。
肺炎においても在宅で暮らす上で重要となるのは予防です。「1-4 医療・介護関連肺炎の予防」(3分16秒)で肺炎予防についての要素を整理します。
そして最後に、患者や家族の背景・意向なども考慮しつつ判断をすることを「1-5 まとめ」(2分42秒)で学びます。

講師: 斉藤 康洋(GPクリニック自由が丘 院長)

2-1.肺炎 (1.7MB)

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