公益財団法人
在宅医療助成 勇美記念財団

第2章 在宅医療の臨床課題 Ⅰ生活機能障害と在宅医療 Ⅱ在宅急性期の課題

1-3.嚥下障害(古屋 聡)

食は生きがいにもつながる大切なものです。患者が口から食べることを、医療者としてできるだけ支援していきましょう。ここでは摂食嚥下について診断・治療にとどまらず、その支援についても学習します。

それぞれのセクションの概要は、以下の通りです。
「3-1 チームで取り組む摂食嚥下障害」(1分21秒)。摂食のアセスメントやリハビリテーションは医師のみでは難しいものです。そのことを理解し、多職種でのチームで取り組むことを学びます。
「3-2 摂食嚥下障害が引き起こす問題」(2分11秒)では、摂食嚥下障害により起こる問題を整理し、低栄養からの悪循環を再確認します。早期の経口摂取の大切さを学びます。
「3-3 嚥下障害の診断」(7分43秒)では医師として求められる症状、身体所見からの診断を学びます。神経所見や口腔所見や頸部の所見やベッドサイドでのアセスメントのTipsを講義します。5期モデルやプロセスモデルについても概説し、医師としての評価の質の向上につなげます。
「3-4 嚥下障害の治療」(4分46秒)嚥下障害の治療において、直接食べ物を食べることが最も重要です。それを理解しつつ嚥下リハビリを進めていく上で、知っておくべき要素を講義します。
最後に「3-5 よくある質問」(3分28秒)では、嚥下に関してのQ&Aを通して、嚥下についての誤解について解説します。

講師: 古屋 聡(山梨市立牧丘病院 院長)

1-3.嚥下障害 (1.72MB)

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